ヨーロッパ:コソボ
どんな国?
コソボ共和国(きょうわこく)は東ヨーロッパのバルカン半島(はんとう)にある内陸国(ないりくこく)です。
過去(かこ)をさかのぼると、紛争(ふんそう)が起きたり、貧困問題(ひんこんもんだい)、独立(どくりつ)をめぐる内戦(ないせん)の激化(げきか)など多(おお)くの犠牲(ぎせい)や問題(もんだい)をかかえた国でした。
民族間(みんぞくかん)の対立(たいりつ)など、問題(もんだい)はまだたくさんありますが、2008年についにセルビアから独立(どくりつ)を果(は)たした、ヨーロッパで1番あたらしい国です。
大きさ
10,890平方キロメートル
日本の岐阜県(ぎふけん)とほぼ同じ
人口(じんこう)
187万人ほど
首都(しゅと)
『プリシュティナ』
日本からの距離
やく9,324キロほど
フライト(飛行機で行くのにかかる距離(きょり)・時間)
日本からコソボへの直行便(ちょっこうびん)はありません。
ヨーロッパの他の都市(とし)の空港(くうこう)を経由(けいゆ)して行くことになります。
のりつぎ時間も合わせると、コソボ:プリシュティナ国際空港(こくさいくうこう)までは、やく16時間ほど。
人気スポット
コソボの人気のばしょを紹介(しょうかい)します。
1.古都(こと)プリズレン
コソボの昔の首都(しゅと)だった街(まち)プリズレン。
紛争(ふんそう)の面影(おもかげ)がのこる街(まち)ですが、ここには巨大な城壁(じょうへき)『プリズレンの城壁』があります。
当時(とうじ)敵(てき)の侵入(しんにゅう)を防ぐために使われていたもので、現在(げんざい)では、おとずれた旅行客(りょこうきゃく)が城壁(じょうへき)にのぼり、プリズレンの街をみおろせる絶景(ぜっけい)ポイントになっています。
2・ミルシャ
コソボのラプチェべ村にある滝です。
滝つぼにむかってダイブする高飛び大会も開催(かいさい)されました。
コソボには大自然や修道院(しゅうどういん)、森に囲まれた巨大なプール、イスラム文化ですので、たくさんのモスク※モスクとはイスラム教の寺院(じいん)があります。
コソボはあんぜんな国?
以前(いぜん)は、様々な問題や争いなどで危険なイメージが強かったコソボですが、今は‶一部地域(いちぶちいき)″を除(のぞ)けば、あんぜんになったようです。
一部地域(いちぶちいき)というのは、独立(どくりつ)に反対(はんたい)している人たちもいて対立(たいりつ)がつづいている地域。
さいごに
日本人にとってはあまり知られていない、もしくは良いイメージではないかもしれません。しかし、そこには現地(げんち)の人々(ひとびと)の営(いとな)みがあり、生活している人々がいるのも事実(じじつ)。現在(げんざい)ではだいぶ治安(ちあん)も良くなったようですし、心の温かい人たちもたくさんいますので、これからますます状況(じょうきょう)が良くなることを祈(いの)りましょう😊