ヨーロッパ：バチカン
どんな国？
バチカン市国（しこく）：ローマ教皇庁（きょうこうちょう）は１９２９年に「独立国家（どくりつこっか）」として認（みと）められた世界で１番ちいさな国。
バチカンがある場所（ばしょ）は、イタリア：ローマ市内（しない）。
つまり国の中に国があるというめずらしい国です。
『キリスト教（きょう）』の聖地（せいち）として知られ、世界中からキリスト教徒（きょうと）がおとずれます。
１９８４年から国全体（くにぜんたい）が世界遺産（せかいいさん）になっていて、外国（がいこく）に入るときに必要な『パスポート』がなく、基本的（きほんてき）には 自由に出入国（しゅつにゅうこく）するコトができます。
そして、ふつう『国』というのは大統領（だいとうりょう）などが元首（げんしゅ）になりますが、バチカンでは『ローマ教皇（きょうこう）』が元首（げんしゅ）になっています。
大きさ
０．４４㎢（へいほうキロメートル）
東京ディズニーランドより小さい😲
人口（じんこう）
８００人ほど。
首都（しゅと）
都市国家（としこっか）のため、首都（しゅと）はありません。
バチカンといえば？
ワイン
日本からの距離（きょり）
９，７２６㎞
フライト（飛行機で行くのにかかる距離・時間）
バチカンへの直行便（ちょっこうびん）はありません。
例：
日本からイタリア：ローマのフィウミチーノ空港（くうこう）への直行便（ちょっこうびん）で、約１３時間ほど。
ローマ～バチカンまで、車（くるま）で約１５分ほど。
バチカンの名所（めいしょ）
１．サン・ピエトロ大聖堂（だいせいどう）
バチカン市国（しこく）を代表（だいひょう）する大聖堂（だいせいどう）で、カトリック教会（きょうかい）の総本山（そうほんざん）。
大聖堂（だいせいどう）の中には、世界でも有名（ゆうめい）な芸術品（げいじゅつひん）がたくさん展示（てんじ）されており、たくさんの観光客（かんこうきゃく）やキリスト教徒（きょうと）がおとずれます。
キリスト教会（きょうかい）としては世界最大級（せかいさいだいきゅう）です。
２．サン・ピエトロ広場（ひろば）
サン・ピエトロ大聖堂（だいせいどう）の正面（しょうめん）にある楕円形（だえんけい）の広場（ひろば）です。
「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのために作られた。」と高い評価（ひょうか）を得（え）た芸術家（げいじゅつか）でもある建築家（けんちくか）の『ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ』の設計（せっけい）によりたてられ、１６６７年に完成（かんせい）しました。
広場（ひろば）のまわりには１４０体の聖人像がかこむようにならんでいて、広場（ひろば）のまんなかには巨大（きょだい）なオベリスクが立っています。
このほかにも、美術館（びじゅつかん）や博物館（はくぶつかん）などもあるので、興味（きょうみ）のあるかたはしらべてみてくださいね♪♪
バチカンはあんぜんな国？治安（ちあん）
バチカンは聖地（せいち）であり、たくさんの世界遺産（せかいいさん）があるため、荷物検査（にもつけんさ）やボディーチェックが厳（きび）しくおこなわれています。そのため、バチカンはヨーロッパの中でもあんぜんな国といえるでしょう。
さいごに
世界で１番ちいさな国はとても神聖（しんせい）な場所（ばしょ）でしたね♱
一部（いちぶ）のところでは服装（ふくそう）のルールもきめられているようです。
なんだかバチカンの街（まち）にいるだけで緊張（きんちょう）してしまいそう…（笑）
