ヨーロッパ:ブルガリア
どんな国?
ブルガリア共和国(きょうわこく)は、ヨーロッパの東南(とうなん)『バルカン半島(はんとう)』の東(ひがし)にある国で、2007年に欧州連合(おうしゅうれんごう):EUに加盟(かめい)しました。
『ギリシャ』『オスマン帝国(ていこく)』など、たくさんの文化(ぶんか)の影響(えいきょう)をうけた国でもあり、東西(とうざい)のヨーロッパ文化がまざりあい根づいています。
首都(しゅと)である『ソフィア』は地中海気候(ちちゅうかいきこう)の影響(えいきょう)によって、あたたかい気候(きこう)になっています。
さらに、『ソフィア』はヨーロッパでも最古(さいこ)の都市(とし)のひとつで、長い歴史(れきし)とゆたかな自然(しぜん)から、数多(かずおお)くの世界遺産(せかいいさん)があります。
日本では『ブルガリアヨーグルト』がとても人気ですよね🥄
あまり知られていませんが、『バラ』もブルガリアの特産品(とくさんひん)です。
日本の相撲界(すもうかい)で活躍(かつやく)した『琴欧州(ことおうしゅう)』もブルガリアの生まれです。
大きさ
111,000㎢(へいほうキロメートル)
人口(じんこう)
693万人ほど
首都(しゅと)
『ソフィア』
ブルガリアといえば?
ヨーグルト
ワイン
バラの花
日本からの距離(きょり)
8,904㎞
フライト(飛行機で行くのにかかる距離・時間)🛫
日本からブルガリアへの直行便(ちょっこうびん)はありません。
ドイツやイギリスなどの国を経由(けいゆ)していかなければなりません。
のりつぎ時間をあわせると、日本からブルガリアまでは約15時間ほど。
ブルガリアの観光地(かんこうち)
ブルガリアの観光地(かんこうち)をいくつか紹介(しょうかい)します
1.アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(だいせいどう)
ブルガリアの首都(しゅと):ソフィアにあるアレクサンドル・ネフスキー大聖堂(だいせいどう)は、世界最大級(せかいさいだいきゅう)の『正教会(せいきょうかい)』で、ドーム型(がた)の屋根(やね)は金色(きんいろ)にかがやき、とってもキレイ✨
むかしオスマン帝国(ていこく)に支配(しはい)されていたブルガリアが、その支配から解放(かいほう)した記念(きねん)として、ロシアの皇帝(こうてい)だった『アレクサンダル2世』により1904年に建設(けんせつ)されました。
さまざまな大きさの12個の鐘(かね)がそなえられた外観(がいかん)はもちろん、その内部(ないぶ)もとっても豪華(ごうか)で、大理石(だいりせき)の聖像(せいぞう)や名のある芸術家(げいじゅつか)によってかかれた壁画(へきが)を見ることができます。
2.リラ修道院(しゅうどういん)
『リラ山脈(さんみゃく)』の奥地(おくち)にある、ブルガリア最大(さいだい)の『ブルガリア正教会(せいきょうかい)』の修道院(しゅうどういん)です。
別名(べつめい)『リラの聖ヨハネ修道院』『リラの僧院(そういん)』
1983年に世界遺産(せかいいさん)に登録(とうろく)され、ブルガリアを語(かた)る上で、もっとも重要(じゅうよう)な遺跡(いせき)であるとされています。
内部(ないぶ)は壁(かべ)や天井(てんじょう)いちめんに描かれた『フレスコ画(が)』のうつくしさに圧倒(あっとう)されます。
このフレスコ画は、聖者(せいじゃ)や『リラ地方(ちほう)』の生活の様子(ようす)が描かれています。
3.バラの谷(たに)
ブルガリア:カザンラクという町の周辺(しゅうへん)にある『バラの谷』
ブルガリアは香水(こうすい)などに使われる『ローズオイル』の生産量(せいさんりょう)が世界の7割(わり)をしめています。
バラの谷にはローズオイルを作る過程(かてい)をまなべる『バラ博物館(はくぶつかん)』をはじめ、『シプカ僧院(そういん)』『トラキア人の墳墓(ふんぼ)』などがあり、たくさんの観光客(かんこうきゃく)がおとずれます。
ブルガリアはあんぜんな国?治安(ちあん)
ヨーロッパの中ではあんぜんな国とされていますが、ソフィアやヴァルナなど人がたくさん集まる地域(ちいき)では、観光客(かんこうきゃく)をねらった犯罪(はんざい)もおきているようです。
ニセ警察官(けいさつかん)もまぎれているそうで、もちものチェックをするといいお金💰をぬきとってしまうというコトも報告されています。
しかし悪い人ばかりではないのであんしんしてくださいね。
さいごに
ブルガリアといったらヨーグルトと思っていましたけど、まさか『バラ』も有名(ゆうめい)だったなんてしりませんでした😅
きっとブルガリアのバラからつくられた『ローズオイル』はとっても上品(じょうひん)でいい香りがするんでしょうね🌹