ヨーロッパ:ポーランド
どんな国?
ポーランド共和国(きょうわこく)は、『バルト海(かい)』にめんした東ヨーロッパの国です。
世界的(せかいてき)にも知られる音楽家(おんがくか)『フレデリック・ショパン』が生まれた国でもあるほか、世界遺産(せかいいさん)にもなっている旧市街(きゅうしがい)『クラクフ』やその南(みなみ)にそびえ立つ『ヴァヴェル城(じょう)』、ポーランドの歴史(れきし)を語るうえでかかせない『アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所博物館(きょうせいしゅうようじょはくぶつかん)』などが有名(ゆうめい)です。
『ポーランド』とは、「平原の国(へいげんのくに)」という意味(いみ)をもちます。
大きさ
312、700㎢(へいほうキロメートル)
日本の約4分の1ほど。
人口(じんこう)
3795万人ほど。
首都(しゅと)
『ワルシャワ』
ポーランドといえば?
キェルプツェ(羊革製(ひつじかわせい)のスリッパなど)
日本との時差(じさ)
8時間
日本からの距離(きょり)
8,570㎞
フライト(飛行機で行くのにかかる距離・時間)🛫
日本からポーランドまでは直行便(ちょっこうびん)があります。
日本~ポーランドまで、約11時間ほど。
ポーランドの人気スポット
ポーランドの人気スポットを紹介(しょうかい)します。
1.ヴァヴェル大聖堂(だいせいどう)
『ヴァヴェル城』のなかにあるカトリック教会(きょうかい)の大聖堂(だいせいどう)で、ポーランドの定番(ていばん)の観光地(かんこうち)になっています。
『タデウシュ・コシチューシュコ』や『ユゼフ・ピウスツキ』など、ポーランドの歴史(れきし)における歴代(れきだい)の国王や英雄(えいゆう)が地下(ちか)に埋葬(まいそう)されています。
2.聖十字架教会(せいじゅうじかきょうかい)/ショパン博物館(はくぶつかん)
1810年にこの地で生まれた偉大(いだい)な音楽家『ショパン』、1849年に39歳のわかさでフランスで亡くなったのち、その遺体(いたい)はフランスのパリにある墓地(ぼち)に埋葬(まいそう)されました。
しかしショパンの心臓(しんぞう)だけ、ここ聖十字架教会(せいじゅうじかきょうかい)にある柱の下に埋葬されました。
そのショパンに関(かん)する資料(しりょう)や文献(ぶんけん)がおさめれれている『ショパン博物館(はくぶつかん)』。
ショパンがのこした数々(かずかず)の作品をユニークな演出(えんしゅつ)で紹介し、楽しませてくれます♪
3.ヴァヴェル城(じょう):ポーランド王宮殿(おうきゅうでん)
かつてのポーランド王でだった『カジミェシュ3世』の命(めい)により、970年に建てられ、のちにポーランド王国国王の宮廷(きゅうてい)になりました。
現在(げんざい)は、美術館(びじゅつかん)として開放(かいほうされ)、おおくの人がおとずれています。
この城(しろ)の西側(にしがわ)には、ポーランドに伝わる伝説(でんせつ)に登場(とうじょう)する『竜の洞窟(りゅうのどうくつ)』が今ものこっています。🐉
ポーランドはあんぜんな国?治安(ちあん)
ポーランドは他のヨーロッパの国とくらべると、あんぜんな国といえます。
しかし、外国人観光客(がいこくじんかんこうきゃく)をねらったスリやひったくりも起きています。
さいごにひとこと🎈
ショパンの名前は聞いたことがありましたが、ポーランド出身(しゅっしん)だったんですねぇ👶
ポーランドの名産品(めいさんひん)の『キェルプツェ』
羊の毛でできたふかふかのスリッパはきもちよさそうですね🐑🐑
*1:竜の伝説とは、はるかむかし狂暴(きょうぼう)な竜が洞窟にすんでいて、村の人間や動物などを襲い、人々は恐怖におびえていました。そんな時、靴職人(くつしょくにん)の弟子(でし)である『クララ』が、劇薬(げきやく)をしみこませた羊を用意(ようい)して竜に食べさせました。すると竜は毒のおかげでノドがかわき、川の水を飲み続けました。そして最後にはおなかが破裂(はれつ)して死んでしまいました。