ちびっ子の世界地図~196~

全せかい196ヵ国のコトをかんたんに説明します

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国旗(こっき)

 

ヨーロッパ:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

どんな国?

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナサラエボ

ボスニア・ヘルツェゴヴィナはヨーロッパの南東(なんとう)にある△のかたちをした国です。

もとは『ユーゴスラビア連邦(れんぽう)』を構成(こうせい)していた国の一つでしたが、1992日に独立(どくりつ)しました。

しかし、この独立(どくりつ)をめぐって、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに住む『ボシュニャク』『クロアチア』『セルビア』が対立(たいりつ)してしまい、1992年~1995年の3年にもわたり内戦(ないせん)が続きました。

一方で、たくさんのサッカー選手を輩出(はいしゅつ)している国でもあります。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ美しいまちなみがおおく、旧市街(きゅうしがい)は中世(ちゅうせい)のふんいきが今ものこります。

大きさ

51,200㎢(へいほうキロメートル)

人口(じんこう)

328万人ほど

首都(しゅと)

サラエボ

日本からの距離(きょり)

9,274㎞

日本との時差(じさ)

-8時間

フライト(飛行機で行くのにかかる距離・時間)

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日本とボスニア・ヘルツェゴヴィナをむすぶ直行便(ちょっこうびん)は現在(げんざい)ありません。

近隣諸国(きんりんしょこく)でのりつぎが必要(ひつよう)です。

フライト時間はのりつぎをふくめて約18時間ほど。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの観光地(かんこうち)

1.ラテン橋

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サラエボにある『ラテン橋』は「サラエボ事件(じけん)」として有名(ゆうめい)です。

この地域一帯(ちいきいったい)を支配(しはい)していたオーストリア帝国(ていこく)の 『フランツ・フェルディナント皇太子夫妻(こうたいしふさい)』が1914月にこの地をおとずれました。その際に『ガブリロ・プリンツィプ』という男に狙撃(そげき)され、死亡しました。

このコトが世界中をまきこんだ世界第一次大戦(せかいだいいちじたいせん)のきっかけとなりました。

2.バシュチャルシヤ

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サラエボの『スタリ・グラード地区』にあるメインストリートです。
おおくの観光客(かんこうきゃく)が立ちよる、観光名所(かんこうめいしょ)で、手作りの工芸品(こうげいひん)が買えるお店やコーヒーショップ、レストランなどがたちならんでいます。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナはあんぜんな国?治安(ちあん)

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以前は紛争(ふんそう)のときにつかっていた武器(ぶき)が出回っていて、それをつかった発砲事件(はっぽうじけん)もおきていたようですが、現在では他のヨーロッパの国とくらべても、あんぜんな国になったようです。

さいごに

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内戦(ないせん)で破壊(はかい)された家

いままではまったくイメージのわかない国のひとつでしたが、やっぱりその国によっていろんな歴史があるんですね~🤔

民族間の紛争(みんぞくかんのふんそう)や第一次世界大戦(だいいちじせかいたいせん)の‶きっかけ”になってしまった国という悲しく暗いできごともありましたが、それでも今のような平和(へいわ)な国になれたのは喜ばしいことですね🌞✨