ヨーロッパ:ベラルーシ
どんな国?
ベラルーシ共和国(きょうわこく)は、東(ひがし)ヨーロッパにある世界最北(せかいさいほく)の海がない内陸国(ないりくこく)です。
むかしは『ソビエト連邦(れんぽう)』のひとつに属していましたが、ソビエト連邦の崩壊(ほうかい)により1991年に独立(どくりつ)をはたしました。
ベラルーシの大統領(だいとうりょう)である『アレクサンドル・ルカシェンコ』による独裁政治(どくさいせいじ)が続いていて、ほかの国からは「ヨーロッパ最後(さいご)の独裁国家(どくさいこっか)」として非難(ひなん)されています。
川がおおく、湿地帯(しっちたい)がたくさんあり、9世紀頃(せいきごろ)は『バルト海(かい)』と『黒海(こっかい)』をむすぶ交易(こうえき)の物流経路(ぶつりゅうけいろ)として栄(さか)えました。
夏(なつ)でもとても涼(すず)しい気候(きこう)で、その土地柄(とちがら)と寒い気候(さむいきこう)から、ジャガイモがおおく作られていて、ジャガイモの1年間の消費量(しょうひりょう)が世界一です。
大きさ
207,600㎢(へいほうキロメートル)
日本の本州(ほんしゅう)より少し小さい。
人口(じんこう)
940万人ほど。
首都(しゅと)
『ミンスク』
ベラルーシといえば?
軍事国家(ぐんじこっか)
美女のおおい国
日本からベラルーシまでの距離(きょり)
7,992㎞
フライト(飛行機で行くのにかかる距離・時間)🛫
日本からベラルーシまでの直行便(ちょっこうびん)はありません。
ロシアもしくはヨーロッパでのりつぎをして行かなければなりません。
のりつぎ時間も合わせると、約14時間ほど。
ベラルーシの観光地(かんこうち)
1.ミール城
ベラルーシのお金にも描かれている『ミール城』は、15~16世紀(せいき)に建(た)てられたお城で『中世(ちゅうせい)リトアニア大公国(だいこうこく)』が所有(しょゆう)していました。
それから戦争(せんそう)によって壊(こわ)れたり、『ナチスドイツ軍(ぐん)』による『ユダヤ人』の強制収容所(きょうせいしゅうようじょ)につかわれたりと、ベラルーシの歴史(れきし)を語るうえで、かかせないものとなっています。
2000年に世界遺産(せかいいさん)にも登録(とうろく)されました。
2.ベラルーシ国立図書館(こくりつとしょかん)
特徴的(とくちょうてき)な形をした建物(たてもの)で、昼でもインパクトがありますが、夜(よる)になるとたくさんの窓(まど)を利用(りよう)したイルミネーションでかがやきだします✨
ベラルーシはあんぜんな国?治安(ちあん)
ベラルーシの治安(ちあん)は良好(りょうこう)とされていますが、スリや車上荒らし(しゃじょうあらし)、強盗(ごうとう)などが起きている地域(ちいき)もあります。
人がおおく集まる都市部(としぶ)では観光客(かんこうきゃく)など、外国人(がいこくじん)が事件(じけん)にまきこまれてしまったケースも報告(ほうこく)されています。
さいごに
交易(こうえき)の交差点(こうさてん)として、さまざまな国や文化(ぶんか)に影響(えいきょう)をうけ、ほかの国に翻弄(ほんろう)されつづけた歴史があるベラルーシ。
国によって、いろんな歴史(れきし)があるんだなぁ、と考えさせられた国でしたね🤔
それにしてもじゃがいもを1年間で食べる量(りょう)が世界一(せかいいち)とはおどろきました🥔