ヨーロッパ:サンマリノ
どんな国?
サンマリノ共和国(きょうわこく)はイタリアの山岳地帯(さんがくちたい)「ティターノ山」の頂上(ちょうじょう)にある小さな独立国(どくりつこく)で、世界1小さな国『バチカン市国(しこく)』と同じく、イタリアの中にあります。
世界で比(くら)べると、5番目に小さな国で、共和国(きょうわこく)としては1番ふるい国です。
中世時代(ちゅうせいじだい)に作られた城塞(じょうさい)が今でも残っているなど歴史的建造物(れきしてきけんぞうぶつ)がたくさんあり、ロープウェイでも移動するサンマリノは観光客(かんこうきゃく)にも人気です。
サンマリノには消費税(しょうひぜい)がないのだそう。
大きさ
61.2平方キロメートル
人口(じんこう)
3万人ほど
首都(しゅと)
『サン・マリノ』
国の名前と同じ
日本からの距離(きょり)
9,555キロ
フライト(飛行機で行くのにかかる距離・時間)
日本からサンマリノへの直行便(ちょっこうびん)はありません。
日本~イタリアまでの飛行機(ひこうき)で、やく13時間ほど。
イタリア~サンマリノまで車で、やく4~5時間ほど。
合計(ごうけい)すると、やく17時間ほどです。
人気スポット
1.3つの砦(とりで)
サンマリノにある3つの砦(とりで)のうちの1つ『ロックグアイタ』
11世紀(せいき)に建(た)てられた1番古い砦です。
1975年くらいまでは罪人(ざいにん)をとじこめる牢屋(ろうや)として使われていました。
2つ目の砦(とりで)『チェスタの塔(とう)』
高さ755メートルの場所(ばしょ)にある塔(とう)で、見張り台として13世紀(せいき)に建てられました。今では博物館(はくぶつかん)として中世時代(ちゅうせいじだい)につかわれていた鎧(よろい)や武器を見ることができます。
3つ目の砦(とりで)『ロッカモンターレ』
こちらも敵(てき)の侵攻(しんこう)を見張(みは)るためと牢屋として使用(しよう)するために14世紀(せいき)に建てられました。
2.聖サンフランチェスコ門
サンマリノの玄関(げんかん)ともいえる門(もん)。
サンマリノの街(まち)へとつづく石畳(いしだたみ)の道には、たくさんのショップが連(つら)なっています。
他にも蝋人形館(ろうにんぎょうかん)などいろいろな施設があります。
気になった方は調べてみてくださいね♪
サンマリノはあんぜんな国?
サンマリノはヨーロッパの中でも特(とく)にあんぜんな国とされています。
入り口はもちろん、街中(まちなか)でも警察官(けいさつかん)が見回(みま)りしているので、そのおかげでしょうね😊
さいごに
山のてっぺんにあるという、なんともめずらしい国サンマリノ。
長い間(ながいあいだ)小さいながら1つの国としてありつづけたコトはとてもスゴイことですね。そのために役立(やくだ)てられた城塞(じょうさい)は、現代(げんだい)でも朽(く)ちることなく立ち続けています。